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ショールームに行ったら、リフォームがうまく決まる?何度も通ってわかった「失敗しない見方」

2026.08.17

ショールームに行ったら、リフォームがうまく決まる?何度も通ってわかった「失敗しない見方」

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中古戸建てを買って、部分リノベーションをすると決めたとき。
私は、かなりワクワクしていました

「自分たちで決められることが、こんなにあるんだ!」

キッチンも、お風呂も、色も設備も自分たちで選べる。
中古住宅なのに、なんだか注文住宅みたい

そんな気持ちで、ショールームへ行きました。

ところが。

何を、どう見ればいいのか、全然分からない。

キッチンは何台も並んでいる。触れる。引き出しも開けられる。
でも、

「……で、どれがわが家に合うの?」

となりました。

そして私、最初は予約なしで行っています。結果、ちゃんと見られない。
さらに、1回見ただけで「これがいい」と決めようとして、危うく必要なものまで切り捨てるところでした。

その後、何度もショールームへ通い、さらにリフォームを依頼した一級建築士事務所の方に同行してもらったことで、ようやく設備を「見た目」ではなく**「暮らし」で選べる**ようになりました。

この記事では、築22年の中古戸建てを部分リノベしたわが家が、子連れで何度もショールームに通って分かったことをまとめます。

これからリフォームをするなら、最初の1回を無駄にしないでほしい。そんな気持ちで書きました。


リフォームのショールームは予約なしでも行ける?

まず、検索している人がいちばん気になるところから。

「ショールームって、予約なしでも行けるの?」

答えは、ショールームによります。

実際、予約なしで自由に見学できるところもあります。一方で、私がリフォームをしたときは予約制のところも多く、予約なしで行ったら「本日は予約のお客様のみで」と案内されて、そのまま帰ったこともありました。

現在も、**トクラスは「事前予約がおすすめ」**と案内していますし、**クリナップも「ご来場はご予約がおすすめ!」**と書いています。

クリナップのページには、こんな説明もありました。

予約なしでの見学もできる。ただし、アドバイザーの案内や提案、見積もりを含む提案書の作成を希望するなら、事前予約がおすすめ

ここが本質だと思います。

入れるか入れないか、ではありません。案内してもらえるかどうかです。

だから、これから行くなら「予約なしでも入れるかな?」ではなく、

予約して、ちゃんと案内してもらう

と考えておくのがおすすめです。

なぜそう言い切れるのか——予約なしで入れたときも、私は結局、何も決められなかったからです。


① 予約なしで行ったら「見るだけ」で終わった

最初の私は、ショールームを**「実物を見に行く場所」**だと思っていました。

だから、「とりあえず見に行ってみよう!」くらいの気持ちで。

ところが実際に行ってみると、キッチンが何台も並んでいます。どれもきれい。引き出しも開けられる。水栓も触れる。

でも、**「何が違うの?」**なんですよね。

ワークトップ(天板)の素材が違う。収納が違う。水栓が違う。換気扇が違う。
……で、それがわが家にとって何を意味するのかが分からない。

「こっちは高いですよ」と言われても、**「高いけど、その差額を払う価値があるの?」**までは分かりません。

予約なしで自由に見られても、私の場合は**「いいですね〜」で終わりました。**

何も決まっていません。見積もりも、暮らしに合う設備の整理も、ほとんど進みませんでした。

だから今なら、最初からこう考えます。

ショールームは「展示を見る場所」ではなく、「違いを教えてもらう場所」。

予約は、単に席を取るためのものじゃない。「自分たちに必要なものを一緒に整理してもらう時間」を確保するためのものだと思っています。

予約して行くなら、これを持っていけばよかった

あとから思ったのは、**「最初から家の資料を持っていけばよかった」**ということ。

リフォームの場合は特に、これをまとめておくと話が具体的になります。

  • 現在の間取り
  • キッチンや浴室の寸法
  • リフォーム業者からもらった提案書
  • すでに決まっている設備
  • 「これは絶対ほしい」という条件

ショールームに行く前に、全部決めておく必要はありません。むしろ**「決められていないところを相談する」ために行く**。そのほうが、ショールームを使いこなせます。


② 1回見ただけで「これでいい」と決めない

そしてもう一つ。ショールームは、1回で決めないほうがいいです。

これ、実際に失敗しかけました。

タッチレス水栓を「いらない」と切り捨てた

ショールームでタッチレス水栓を実際に触りました。手をかざすと水が出るタイプです。

便利そうだなと思っていたのですが、夫婦で体験した結果——

「え、これならいらないね」

理由は、水が出るまでが遅く感じたから。手をかざしてから、じわっと出てくる。「これなら普通の水栓でいいよね」と、その場では完全にナシ判定でした。

ところが、その話を業者さんにしたところ、こう言われたんです。

「それ、浄水付きのタイプじゃないですかね?」

別のショールームで確認すると、本当に違うタイプでした。

同じ「タッチレス水栓」でも、タイプが違えば使い勝手も違う。

もし最初のショールームだけを見て、その場で決めていたら、わが家はタッチレス水栓を採用していませんでした。

今では、子どもと一緒に料理をしたり、手が汚れていたりすると、**「これ、一度使ったら普通の水栓には戻れないな」**と思うほどです。

あのとき「いらない」と決めなくて、本当によかった。

👉 タッチレス水栓のデメリット|3年使った本音レビュー

同じメーカーでも、ショールームによって展示が違う

これも、何度も通ったから分かりました。

わが家はトクラスのショールームに何か所か行っています。最初は「同じメーカーなんだから、同じ商品が置いてあるんじゃない?」と思っていました。

でも、違いました。ショールームによって展示されている商品が違います。

そして、商品そのものだけじゃありません。

照明。壁の色。床。一緒に置かれている家具。ディスプレイの仕方。

こういうものが変わると、同じ商品でも全然違う顔に見えます。

「この色、あんまり好きじゃないかも」と思っていたものが、別の場所で見たら**「え、これめちゃくちゃいいじゃん」**となったこともありました。逆もあります。

だから、「ショールームを何か所も回る意味なんてある?」と思っていた私ですが、今なら分かります。

あります。

別のメーカーを見るのはもちろん、同じメーカーの別ショールームを見ることにも意味があります。

予約は、メーカーのサイトからできます

わが家が実際に何か所も通ったのはトクラスでした。人造大理石のワークトップが得意なメーカーで、最終的にここのキッチンにしています。

もう1つ、行けなかったけれど気になっていたのがタカラスタンダードです。プロがよく名前を挙げるメーカーで、トクラスが人造大理石なら、タカラはホーローが得意分野。

見比べるなら、得意分野の違うメーカーどうしのほうが分かりやすいと思います。似た特徴の2社を見ても違いが分からなくて、余計に迷うので。

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③ プロに同行してもらったら、ショールームが「選ぶ場所」に変わった

ここが、私にとっていちばん大きな転換点でした。

あるとき、リフォームをお願いした一級建築士事務所の方から、**「よかったら、一緒に回りましょうか」**と言っていただきました。

同行してもらったのは、その一度だけです。クリナップのショールームでした。

それまで何度もショールームに行っていたのに、**「同じ場所なのに、こんなに違うの?」**と思いました。

理由は簡単です。

私は「商品」を見ていたけれど、プロは「暮らし」を見ていた。

お風呂で迷ったとき

浴槽には、腰かけられる段がついているタイプと、足をまっすぐ伸ばせるタイプがあります。

どちらも良さそう。私は決められませんでした。

すると、その場でこう言われました。

「小さなお子さんがいるなら、断然こっちです」

段があるタイプでした。子どもを座らせられるからです。

言われた瞬間、決まりました。

自分たちだけで見ていたら、「こっちのほうが広そう」という理由で選んでいたかもしれません。でも、子どもと一緒に使うお風呂なら、見るポイントが変わります。

「広いか」だけじゃなく、「今のわが家に使いやすいか」。そこを教えてもらえたのが大きかったです。

「白だと、黄ばんでくるんですよね」

浴槽の色を見ていたときにも、印象に残る一言がありました。

「白だと、黄ばんでくるんですよね」

ショールームにある浴槽は、もちろんきれいです。今、ピカピカ。でも**「数年使ったらどうなるの?」**までは、展示品を見ているだけでは分かりません。

住んでからのことを知っている人だから出てくる言葉があります。

それでも、わが家は白にしました

ここまで書いておいてなんですが——わが家の浴槽は白です。

濃い色だと、今度は水垢の白っぽさが目立つのが気になったんです。それに、お風呂全体が暗くなるのも嫌でした。毎日入る場所なので、明るいほうがいい。

黄ばみも嫌。水垢も嫌。どっちも嫌なら、自分たちが毎日どっちを見たいかで選ぶしかありません。

このとき、思いました。

プロの意見は「答え」じゃなくて「材料」なんだ。

何も知らずに白を選ぶのと、黄ばむと知ったうえで白を選ぶのは、同じ選択でもまったく違います。

同行してもらってよかったのは、言われた通りにできたからではありません。納得して決められるようになったからです。

「シンクは、悩むところなんですよね」

キッチンを見ているときにも、忘れられない言葉があります。

「天板は大理石がおすすめですけど、シンクは悩むところなんですよね」

私はこれを聞いて、**「この人、本当にプロなんだな」**と思いました。

全部を「これが一番です!」と勧めるわけではない。天板はおすすめ。でもシンクは悩む。

見た目だけで決められるものではないからです。大理石のシンクは見た目がきれい。一方で、シンクは毎日食器を入れたり洗ったりする場所です。どちらにもメリットがある。

だからこそ、「おすすめはこれ」ではなく**「ここは悩みます」**と言ってくれた。私にとっては、この正直さがすごくありがたかったです。

メーカーの人と、第三者のプロでは「見るところ」が違う

もちろん、ショールームのスタッフさんも親切です。詳しいですし、自社の商品については当然プロです。

ただ、そのメーカーの商品を案内する立場でもあります。

一方、同行してくれたリフォームのプロは、特定メーカーの商品を売る立場ではありませんでした。だから、

  • 他社と比べるとどう?
  • 何年か使ったらどうなる?
  • これは本当に必要?
  • ここは逆に悩む

という話ができました。これが、ものすごく大きかったです。

ショールームに行くなら、「商品を見る」だけではなく、「自分たちに必要かどうかを判断してくれる人」を連れていく。 私はこれを強くおすすめします。

👉 リフォーム業者3社を比較して選んだ理由


④ 子連れでも行けた。ただし「預けられる場所」ではない

わが家は、未就学児2人を連れてショールームを何度も回りました。

正直、最初は「子連れで大丈夫かな……」と思っていました。でも、行ってみると設備面では思っていたより大丈夫でした。

キッズスペースがあるところもありますし、授乳やオムツ交換に対応しているショールームもあります。

考えてみれば当然で、ショールームに来るのは家を買ったり建てたりするタイミングの人です。つまり、小さい子がいる家庭がとても多い。だから最初から想定されているんだと思います。

ただし、キッズスペース=預かってもらえる場所ではありません

ここは大事です。保育士さんが見ていてくれるわけではありません。

結局、**「子どもを見る人」と「説明を聞く人」**が必要になります。

いちばん助かったのは「もう1人いること」

だから、可能なら夫婦以外の大人に一緒に来てもらうのが、いちばんラクでした。

祖父母でも、きょうだいでもいい。子どもを見てくれる人が1人いれば、夫婦で同じ説明を聞けます。

ただ、わが家は一度で決まらなかったんですよね。何度も通いました。特にトクラスは、何回行ったか覚えていないくらいです。

そのたびに「子どもを預けて、夫婦だけで行く」が前提だったら、私はこんなに通えなかったと思います。

だから、**「子連れでも行けるようにして、回数を重ねる」**という考え方も、かなり現実的でした。


⑤ ショールームに行くと、予算は増えます(笑)

そして最後に。これは覚悟しておいてください。

ショールームに行くと、欲が出ます。 本当に出ます。

わが家は、最初の見積もり約570万円から、最終的に約700万円になりました。主にキッチン周りです。

ワークトップ(天板)もランクを上げた。換気扇も上げた。食洗機は深型にした。

「別に一番いいものじゃなくても……」と思っていた私に、夫が言ったんです。

「何年も毎日使う場所なんだから、いいのにしたら?」

私はずっと「もったいないかな」と思っていました。

でも、3年使った今、答え合わせをすると——レンジフード以外は、夫が正解でした。 毎日使う場所にかけたお金は、ちゃんと満足につながっています。

だから、「ショールームでは欲が出るから、何もグレードアップしない」というのも、少し違うと思っています。

欲しくなったものがあったら、**「なぜ欲しい?」「毎日使う?」「その差額を払う価値がある?」**と考えればいい。

その判断をするためにも、最初から予算に少し余裕を持たせておくとラクです。わが家の場合は最終的にかなり上がったので、少なくとも**「最初の予算ギリギリ」では組まないほうがいい**と思いました。

👉 リフォーム総額約700万円の内訳はこちら


それでも、ショールームには行ったほうがいい

ここまで読むと、「じゃあショールームって大変じゃん」と思うかもしれません。

でも、私は逆です。何度でも行ってよかったと思っています。

カタログだけでは分からない。写真だけでは分からない。家に入っているものでは試せない。

実物を触って、

  • 「この引き出し、こう開くんだ」
  • 「この高さ、子どもと使うならこっちだな」
  • 「この水栓、思っていたのと違う」
  • 「この色、別の照明だと全然違って見える」

と、一つずつ分かっていきました。

そして何より、自分たちで「選べる」ようになりました。

最初は何も分からなかったのに、最後には「これは必要」「これはいらない」「ここはお金をかける」「ここは妥協する」と判断できるようになった。

それが、ショールームに何度も行ったいちばんの収穫でした。


ショールームに行くなら、この順番がおすすめ

私が今からリフォームを始めるなら、こうします。

① まず予約する
自由見学だけではなく、相談できる時間を確保する。

② 家の図面や見積もりを持っていく
「新築だからゼロから選ぶ」ではなく、「この家に入る設備」を見る。

③ 1回で決めない
その日に「これ!」と思っても、一度家に帰る。

④ 同じメーカーでも別の展示を見る
展示内容やディスプレイが違うことがある。

⑤ できればリフォーム業者や設計士に同行してもらう
「見た目が好き」だけではなく「数年後どうなる?」まで聞く。

⑥ 最後に金額を見る
欲しくなったものを全部採用するのではなく、「毎日使うか」で判断する。


まとめ|ショールームは「見る」だけではもったいない

何度もショールームに通って、いちばん伝えたいのはこれです。

ショールームは、行けば分かる場所ではありませんでした。
「聞ける状態」にして行って、初めて分かる場所でした。

予約なしで行ったときの私は、設備を眺めているだけでした。
1回で決めようとしたときは、危うく必要なものまで切り捨てるところでした。

でも、何度も通って、プロにも同行してもらって、**「これはわが家に必要」「これはいらない」**と考えられるようになった。

だから、これからリフォームをするなら、「とりあえずショールームへ行こう」ではなく、

予約して、聞きたいことを持って行こう。

わが家が最終的に選んだキッチンについては、こちらに詳しく書いています。使っているからこそ「ここは良かった」「ここは正直、なくてもよかった」という話もしています。

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#リフォーム#中古戸建て#ショールーム
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