中古戸建てを買うとき、必ず話に出てくるのが「ホームインスペクション(住宅診断)」。
「中古を買うなら必須!」
住宅購入や工務店さんの動画を見漁り、私たちも依頼しました。
が、まず最初にぶち当たった壁。
どこを選んだらいいかわからない。
幸い、友人の実家が工務店ということもあり、見積もりの際に相談して紹介していただくことになりました。
費用は数万円。決して安くはない金額です。
結論から言うと、やってよかった。
ただ、素人が頼んでも書類を読み解くことができなかったし、タイミングも難しかった。
これから中古戸建てを買おうとしているママに、リアルな体験をお伝えします。
ホームインスペクションって何?
簡単に言うと、家を買う前に専門家に建物の状態をチェックしてもらうサービスです。
- 構造に問題はないか
- 雨漏りやシロアリの心配はないか
- 設備は正常に動くか
など、素人ではわからない部分を診断してくれます。
手付金を払った後に依頼した理由
実は私たちが依頼したのは、購入を決めて手付金を支払った後でした。
本来であれば、購入前に診断してもらって「買わない」という判断材料にするものだと思います。
でも現実はそう簡単ではありませんでした。
当時、その物件には私たち以外にも何組もの見学者が来ていた状況。
ホームインスペクションの日程調整をしているうちに売れてしまう可能性がありましたし、人がまだ住んでいる家だったので、そもそも診断を入れさせてもらえるかもわかりませんでした。
そこは不動産会社さんが適切に交渉してくれた結果、
「住んでいても診断OK、契約不適合責任で3ヶ月以内のトラブルは売主負担で対応」
という条件で契約することができました。
診断自体は契約から約1ヶ月後に実施。
期待外れ?届いたのは数枚の書類だけだった
「専門家が一緒に物件を見て、丁寧に説明してくれるんだろうな」
そう期待していたのですが、現実は違いました。
朝から先に点検に入っていただいていて、私たち家族は終わりがけに合流する形でした。
それ自体はありがたかったのですが、問題はそこから。
「屋根裏にシミらしいものがあるけど、物が置いてあって今は点検できない」
と言われ、屋根裏だけ引き渡し後の数ヶ月後に持ち越しになってしまったのです。
「雨水によるものなのか…」と、むしろ不安を煽る結果に。
その後、不動産会社さんが交渉してくれたのか、知らないうちに話が進んで、改めて屋根裏を見ていただくことになりました。
そして、そこからホームインスペクション側からの連絡はなく、届いたのは一通の書類だけ。
電話での説明もなし。
「ここが気になります」「ここは問題ないです」という具体的なアドバイスもなし。
書類を見ても専門用語が並んでいて、「で、結局この家は買って大丈夫なの?」という一番知りたい答えがわかりませんでした。
それでも依頼してよかった理由
不満はあったものの、依頼したこと自体は正解だったと今は思っています。
1. 不動産会社・リフォーム会社に相談する材料になった
書類を持って不動産会社とリフォーム会社に相談しました。
「ここが気になるんですが…」と聞けたことで、プロから具体的なアドバイスをもらえました。
結果的に「一棟まるごと建てた経験がある会社」に依頼でき、構造に詳しい業者を選べたのは大きかったです。
2. リフォームで隠れた不具合が見つかった
実際にリフォームを始めてみたら、バルコニーの腐食と浴室入口の腐食が判明。
ホームインスペクションの段階で「念のため詳しく見てもらおう」という意識があったから、業者選びも慎重にできました。
ホームインスペクションを依頼するときの注意点
これから依頼する方は、事前に確認することをおすすめします。
- 報告書の説明をしてもらえるか
- 質問できる時間があるか
- 費用に何が含まれるか
- 屋根裏など「その日に確認できない場所」がある場合の対応
私のように「書類が届いて終わり」では、依頼する意味が半減します。
まとめ
ホームインスペクションは「診断結果」であり、それをどう活かすかは自分たち次第です。
受けたからといって、すべての不具合が見つかるわけではありません。
でも「信頼できる専門家に相談する一歩目」として活用するのは有効でした。
中古戸建てを買うなら、やっておいて損はないと思います。
ただし、事前に流れと対応をきちんと確認できる業者を選ぶことが大事です。
これから中古戸建てを買おうとしている方の参考になれば嬉しいです。
すみママ|築25年の中古戸建てに、夫と子ども2人の4人暮らし。


